2007/04/05

パンプキンパイ

今週は、Spring vacationでESLがお休み。
久しぶりに、パンプキンパイを作りました。

冷凍パイシートとかパンプキンペーストの缶詰とか、
チラッと、頭の隅をよぎりましたが、
超多忙中の彼のリクエストなので、ねぎらいもこめて、手作りしました。




ところで。
アメリカ人にとって、パンプキンパイには生クリームは欠かせない、そうです。

例えていうなら、
“いちごのショートケーキに、いちごがのっていない”
位に、重要なんだとか。

・・・それはまあ、なんて大げさな。  (・-・;

甘さ控えめでしっとりのパンプキンパイに、
やわらかくホイップした生クリームが合うことは確かですけど、ねえ。。。


<パンプキンパイの作り方>
 *材料(22cmのタルト型 1つ分)*
  ~パイ生地~
   ・ 薄力粉      125g
   ・ バター      112g(1/2箱)
   ・ 冷水       大5程度
   打ち粉用の薄力粉

 1.薄力粉はふるってボールに入れ、バターは4等分しサイコロ状にする。
   ボールにバターを入れ、ラップをかけて冷蔵庫で30分以上冷やす。

 2.粉にだけ冷水を少しずつ入れて、手で混ぜる。
   バターが柔らかくなってきたら、再度、固くなるまで冷蔵庫で冷やす。
 3.粉っぽさがなくなって、生地をぎゅっと握ったときに固まるようになったら、
   バター一つ一つを生地で包んでお団子状にする。
 4.4つまとめて冷蔵庫で30分から1時間ねかせる。
 5.打ち粉をした台において、生地を伸ばしていく。
   べたついてきたら、その都度、冷蔵庫で冷やす。
 6.厚さ5mm程度になったら4つ折し、向きを90度かえて伸ばす、という作業を
   生地が滑らかになるまで繰り返す。(4つ折を3~5回くらい。)
 7.冷蔵庫で1時間以上、使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
 
  ~かぼちゃのクリーム~

   ・ かぼちゃ(皮付きの状態で)  750g(大きいもので1/2個)
   ・ 卵     3個
   ・ 生クリーム  1/2カップ
   ・ 牛乳    1/2カップ
   ・ 砂糖    1/2カップ
   ・ シナモン   小1
   ・ ナツメグ   小1
 1.かぼちゃは種を取って、くし切りにしてラップをかけ、
   電子レンジで柔らかくなるまで加熱する。(7~8分)
 2.身の部分だけをとり、フォークで潰す。
 3.砂糖を加えてスパチュラなどで混ぜ、割りほぐした卵、生クリーム、
   牛乳、シナモン、ナツメグを順に加え、その都度、よく混ぜ合わせる。


パイ生地、かぼちゃのクリームが出来上がったら、
 1.オーブンを190~200℃に温める。
 2.伸ばしたパイ生地をタルト型にかぶせ、指でなじませ、余分な生地は切り取る。
 3.パイ生地にかぼちゃのクリームを流し込み、
   オーブンの中段で、約50分、表面がきつね色になるまで焼く。


このレシピ、何年か前に雑誌に載っていたものを少し変えたものです。
素朴な、まさに、おうちで作ったケーキ、という感じのものができます。
混ぜていくだけで簡単にクリームができるので、
パイ生地さえあれば、手軽に作れそうです。

材料の薄力粉ですが、
アメリカだと、日本と粉の種類というか分類というか、質が違うのですが、
今回は、"organic pastry flour"を使いました。
この場合、薄力粉よりも、少し水を多めに使うように思います。
 
 
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